2008年05月01日
京都にいってきました
先日のお休みの日に、↑この展覧会を見るために
京都に行ってきました。
京都国立博物館で行われている、
河鍋暁斎の特別展覧会です。
あのですね、これが期待以上にすんごいおもしろかったんです。
暁斎についてはさほど予備知識もなかったんです。
ただ、雑誌で見た「新冨座妖怪引幕」という舞台用の幕がすごそうだったので、
それを見れればいいなぁ。。って程度だったんですけどね。
子供の頃から、狩野派の絵師に師事し、
めきめきと頭角をあらわしたそうです。
正統派の絵を描きながら、しかし一方で
世を皮肉った、時にむごい絵を描いているんですが、
これがおもしろかったんです。
「放屁合戦」ってタイトルの絵があるんです。
お芋をたくさん食べて準備をして、
敵と味方に別れて、
そりゃぁもうみんながすごく放屁しているんです。
エンマ様とお釈迦様が、ひょっとこみたいに踊っていたり。
妖艶な遊女と目線をからませる、にひるな蛙がいたり。
お目当ての「新冨座妖怪引幕」も圧巻でした。
引幕とは、舞台の前にひかれている、大きなカーテンのようなもの。
これに、当時の売れっ子歌舞伎役者を妖怪に見立てて
ユーモラスに描いたのですが、
なんとこれ、お酒を飲みながら、4時間で描きあげたそうなんです。
よく見ると、暁斎の足跡も残っていたり。
きっと、墨にまみれながら描いたんでしょうねぇ。。
展示された点数も多かったので、
全部見るのに3時間ほどかかってしまったのですが、
本当に楽しめました。
その後、夜の高台寺へ。ライトアップしているんです。
・・・いえね。これケータイで撮ったんですよ。
やっぱりあれですね。夜はムリがありますよね。
なんだか写真だけ見ると、
それこそ、暁斎の絵に出てくる妖怪が出てきそうでした。。
これが、D60ならさぞやきれいに撮れていたことでしょう。
ねぇ、なおみさん。
あ、ライトアップはすごくきれいでしたよ。
池に映る木々の姿がまことに雅やかでございました。
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